インドネシア旅行 ~ロンボク島~

旅行

10月の初旬にインドネシアのロンボク島に行ってきました.
4泊してきました.
その時の思い出を綴っていきます.

1日目

羽田空港からジャカルタへ

飛行機は羽田空港からジャカルタのスカルノハッタ国際空港へ行き,そこからトランジットでロンボク国際空港に行くルートです.
羽田空港発の便は23時過ぎでしたので,お眠りモードで飛行機に搭乗しました.
次の日のことを考えると眠るのが吉です.
しかしながら,久しぶりの海外渡航ということで微妙にテンションが上がってしまい眠気が取れてしまいました.
そのため,眠くなるまで飛行機に付属しているモニターでインディジョーンズの最新作を見ることにしました.
映画を見始めて1時間後にようやく眠気が来たので,寝ることにしました.
しかし,エコノミーで席を倒すことができないため全く眠れず.
寝てもすぐに起きてしまい,1・2時間程度しか寝ることができませんでした.
完全な睡眠不足です.
ちなみに,ANAの機内食はこのような感じでした.美味しかったです.


結局一睡もできずに,睡眠不足の中ジャカルタに到着しました.
一刻も早く椅子に座って寝たいという気持ちでジャカルタに降り立ったのですが,幸運なことにジャカルタの独特な匂いで一気に目が覚めました.
苦手な匂いでした.

久しぶりの海外渡航ということもあり,少し緊張した中で入国審査をしました.
インドネシアはビザが必要だったこともあり,質問がめっちゃ多いかなと思いましたが,宿泊日数や場所しか聞かれず,基本的には事前に印刷して用意した宿泊の詳細と日程を見せるだけでした.
緊張して損でした.

スカルノハッタ国際空港を散策


ジャカルタからロンボク行きの飛行機の出航まで6時間も待たないといけなかったため,空港の外に出てみました.
しかし,排気ガスの匂いが強烈すぎたため,すぐに空港中に戻りました.
晴れなのに空気が濁ってました.
ジャカルタにいかに人口が集中しているかを身を持って実感することができました.

朝の8時前にジャカルタに着いたため,ひとまずカフェに寄り紅茶を飲みました.
カフェで紅茶のSmallサイズを頼みました.
なみなみに入ってて笑いました.
値段は3万IDR.1IDRが0.01円でしたので,日本円で300円です.
安過ぎます.
砂糖抜きでお願いしたので,美味しかったです.
味は日本で飲める紅茶と変わりませんでした.

空港には礼拝用のスペースが用意されていました.
やはり,イスラム教徒が多いですね.

閉鎖されたファミリーマートがありました.
ファミマの文字の隠し方が雑すぎて笑ってしまいました.


 
 
お腹が空いたので,空港で軽くご飯を食べることにしました.
行ったお店はA&Wバーガー.
日本だと沖縄にしかないお店です.
辛いハンバーガーとドリンクのセットを頼みました.
値段は日本と同じくらい.
辛いハンバーガーは美味しかったです,おそらく日本にないものかも.
ドリンクは見たことがないファンタの種類があったので,購入してみました.
めちゃくちゃ不味かったです.
甘すぎる飲み物でした.
コーラを注文すべきだと痛感しました.

いざ,ロンボク島へ

長い長いトランジットの待ち時間が過ぎ,ようやくロンボク島行きの飛行機に乗ることができました.
所要時間は大体2時間です.
ちなみに,ジャカルタとの時差は1時間です.
羽田からジャカルタ行きで利用した航空会社はANAですが,ジャカルタからロンボク行きで利用する航空会社はGaruda Indonesiaです.
すっかり忘れてました,海外の航空機の冷房の設定温度は異常に低いということを.
Tシャツ一枚しかなかったので,地獄の2時間でした.
みなさんは,上に羽織るジャケットなどを持っていくように気をつけてください.
極寒の中で食べた機内食は美味しかったです.

空港に着いてすぐに,simカードを購入しました.
インドネシアのsimカードは他国と比べると厳しいらしく,開通作業が複雑らしいです.
パスポートを顔のよこに掲げた姿の写真を撮られました.
また開通もうまくいがず,数回程度再起動やら抜き差しやらをして,ようやく開通したぐらいです.
友人の一人はsimフリー携帯電話にも関わらずsimカードが一向に認識せず,断念していました.
手間がかなりかかったため,めちゃくちゃ店員さんに謝られました.
めちゃめちゃ申し訳なさそうにしていました.
後々教えてもらったことですが,ahamoだとデフォルトでローミングできるらしくてsimカードを購入する必要がなかったらしいです.悲しい.

 

ロンボクの空港からホテルまでは,事前に予約したタクシーを利用しました.
気になる運転ですが,めちゃくちゃ運転が荒くて笑いました.
恐怖を通り越して笑いが出てきました.
対向車が来ているのにお構いなしで,対向車線を走って前の車を追い越したり,
スピードが常に80kmを超えてたり等,凄まじかったです.
インドネシアはバイク社会で,車はあまり走ってないです.
しかも,走っている車も昔の車ばかり.
プリウスとかアクア等の日本で見る車は全く走っていませんでした.
強いて言えば,アルファードを1台見たぐらいです.
めちゃくちゃカスタマイズされてました.
タクシーに乗っていて気づいたことですが,信号が全くありませんでした.
もちろん止まれ標識も.
一応横断歩道があったのですが,車優先社会?っぽいので誰も譲ってくれません.
加えて,制限速度が80kmの道路に横断歩道があるので,どのタイミングで渡るのか不明でした笑
日本と交通事情が異なり過ぎて,タクシー乗ってるだけで面白かったです.
荷台に大量の人が乗っていたり,中学生ぐらいがバイクに乗っていたり,バイクで3人乗りしているなど,めちゃくちゃでした.
もちろん,ノーヘルメットです.
タクシーの運転手に聞いたところ,バイク屋は年齢や免許証を確認せずにバイクを売るらしいです.
そのため,無免運転が多いとのこと.
また,免許も警察の人に賄賂を渡すことで取得できるらしいです.
日本と大違いすぎて楽しかったです.

 

ロンボク島の宿泊ホテルに到着

タクシーで1時間かけてホテルに到着しました.
holidayresort-lombokというホテルを予約しました.
朝食がビュッフェ形式で,インドネシアの伝統料理を食べれます.
また,リゾートホテルのためプールもついています.
さらに,目の前がビーチです.
値段は4泊で57000円程度でした.
4人で宿泊したので,一人あたり14000円程度.かなり安いです.
https://www.holidayresort-lombok.com/
リゾートホテルということもあり,ロビーからの眺めは最高です.


夜ご飯まで時間があるので,プールに入ることにしました.
バスタオルの貸し出しサービスがあるので,水着だけ用意するだけで入れました.
水深はそこそこ深く,しかも広いので優雅に過ごせます.
また,プールサイドにはビーチチェアがあり,お酒を飲んだり料理を食べたりすることができるので,プールで疲れたらビーチチェアで休憩することができます.

ジャワカレーのパッケージに似てますね笑

夜ご飯

近くのローカルレストランに行きました.
値段も安くて料理が美味しいお店でした.
ギターが店内にあるので,自由に演奏することができます.
店員さんもめっちゃ気さくで,心地よかったです.
gadogadoという料理が見た目に反してかなり美味しくて,びっくりしました.
ピーナッツソースが野菜と噛み合って,美味しすぎました.
夜ご飯を食べた後は24時間空いているMINI MARTというコンビニにより,ビールを購入しました.
酒税の影響もあり,インドネシアのお酒は高めです.
イスラム教徒が多い国ですので,国民の大半がお酒を飲むことができません.
その影響もあるのか,嗜好品が高かったです.
お酒コーナーも曇ったガラスに加工されており,外からは見えないような仕組みになっていました.

 

 

2日目

朝食

ビュッフェ形式の朝食です.
ナシゴレンやミーゴレンなどの伝統料理がたくさん置いてありました!
インドネシア料理は,ちょっと辛めの料理が多いですが,辛いのが好きな自分にとっては最高です.
インドネシア料理以外もそこそこあり,鉄板でオムレツを焼いてくれたり,長いパンを自分で切ってトースターで焼いたりできました.
海を見ながら食べる料理は最高です.
お腹がいっぱいになりました.
 

 

ビーチを朝ランニング

せっかくビーチが近いので,朝ランニングしました.
水着で砂浜の上を裸足で走るだけです.
これが最高すぎました.
もちろん砂場の上なのできつかったのですが,走り終えた後のクールダウンで海にズボン.
これが気持ち良過ぎて止まらなかったです.
海の近くに住みたいなと切実に思いました.
 
 

夜ご飯

タクシーの運転手を捕まえてHappy Cafeというお店に向かおうとしました.
しかし,そのお店はアルコールしかないよと言われたので,運転手おすすめの地元民がよく訪れる海鮮料理店に案内してもらいました.
ホテルから車で20分程度のお店です.
ビーチの上にソファが敷いてあり,そこで料理を食べるお店です.
最初クーラーボックスの中に入っている当日に取れた新鮮な魚を選んで,それをどんな料理にするかをメニュー表から伝える感じのお店です.
カニとスジアラを選び,スジアラの半分を焼き,残りをスープにしてもらいました.
日本の高級魚がインドネシアだとたくさん取れるので,かなり安い値段で魚料理を食べることができます.
ここが美味し過ぎてびっくりしました.

3日目

滝を見に山奥へ

ロンボク島で有名な滝を浴びに行きました.
Geopark Rinjaniという場所です.
二日目に仲良くなったタクシーの運転手がおすすめしていた場所で,よかったら連れて行くよと言われたので行くことにしました.
ここでは,最大4つの滝を見ることができます.
滝を見る数で入場料が異なる形です.
入場料は4人で3600円ほどでした.
滝までの道のりは非常に険しく,まるでジャングルを歩いているような感覚で新鮮でした.
ガイドの人に案内してもらったのですが,本当にこの道であってるの?と思うぐらい,えげつない道を歩かされました笑
年配の方は間違いなく離脱するなと思うぐらいの道.
気を抜いたら滑って,下手したら死んでしまいます.
パイプの上を歩いたり,手すりのない崖際を歩いたりなど,普段体験できないことばかりでした.
また,道中では猿やコーヒー豆の木,ドラゴンフルーツの木などを見ることができました.

景色を楽しみながら,最初の滝にようやく到着しました.


滝を浴びるために水着を着ていったので,さっそく滝を浴びました.
これが冷たくて最高でした.
遠くから見ると迫力ないなと感じましたが,いざ近づいていくと滝のパワーがヒシヒシと伝わってきました.
現地の子どもたちと一緒に写真を撮ることもでき,とても楽しかったです.
滝の裏側まで行って,友達と集合写真を撮りました.


1つ目の滝を10分程度楽しんだところで2つ目の滝に向かいました.
2つ目の滝も道のりは険しいです.
ようやく辿り着いた滝がこちらです.


もう,迫力満点で言葉を失いました.
これに浴びるのかと思うと恐怖が湧いてきましたが,いざ勇気を振り絞り滝を浴びました.
勢いがすごすぎて前が見えない,そして滝のパワーがありすぎて背中が痛かったです.
背中が真っ赤になりました.
めっちゃ痛かったのですが,なぜか滝を浴びると気分が爽快になるので,何回も滝を浴びました笑
やっぱり自然はすげえなと思いました.
ちなみに,友人が携帯をこの滝で水没させてしまいました.
しかも,その友人はsimカードが認識しなかったスマホを持っている人です.
踏んだり蹴ったりですね笑

3つ目の滝は2つ目の滝から近い場所にありました.
ここの滝は落ち着いており,遊泳スペースもあったので泳ぎながら楽しみました.
大自然の中で遊泳できて最高でした.
ここにサウナを持ってきて整いたいと思うぐらい良き場所でした.


4つ目の滝では,たくさんの人がいました.
パワーあふれる滝が一つあるみたいなものではなく,小さい滝が点々としているようなスポットです.
動画しかなくて,動画から写真を持ってきました.


ドリアンを食べたり,現地の人にタバコをあげたお返しにもらった謎のお酒を飲んだりしました.
初ドリアンでしたが,臭過ぎて食べれませんでした.


口の中に匂いがのこり,最悪でした笑
また謎のお酒は,アルコール度数の高いスポーツドリンクみたいな味でした.
強烈でした.

タクシーの運転手もついてきたわけですが,最初は意気揚々としていたのに,最後らへんはヘトヘトになっていました笑
顔が死んでました,本人曰く調子乗りすぎたとのことです.
帰った後にマッサージに行くと言ってました笑

夜ご飯

ルームサービスを頼みました.
初めての英語でのルームサービスです.
緊張しましたが,ちゃんと伝わったようで安心しました.
タコスを食べたのですが,これが美味しくてたまらなかったです.
インドネシアで食べるメキシコ料理は最高でした.
 

 

4日目

ギリ島でシュノーケリング

船でギリ島に行き,シュノーケリングをしました.
事前予約をしていないと行けないような場所でしたが,タクシーの運転手の伝手で行くことができました.
しかも,シュノーケリングセットとGoPro付きで一人5000円という破格さです.
普通にツアーを申し込むと一人1万とかするので,感謝しかないです.
タクシーの運転手と仲良くなってよかったと思いました.
船乗り場にはブランコがありました.
最高のブランコでした.


シュノーケリングスポットは3つ周り,ウミガメがいるスポット・恋人たちの石像があるスポット・小魚がたくさんいるスポットです.
ウミガメがいるスポットでは,5匹ぐらいウミガメを見ることができました.
触れるぐらいの距離感で見ることができました.
また,子ウミガメやウミガメの息継ぎ瞬間も見ることができたので,ものすごくテンションが上がりました.


沖縄だとウミガメを見れない時があると思いますが,ギリ島だと見れない時がないぐらいたくさんいると思います.
海は透明度が高く,潮の流れもあまりない状態だったので最高でした.
たくさんの種類の魚や珊瑚礁が見れて楽しかったです.
どれも素晴らしいスポットでした.
ちなみに,酔い止めを持ってくるのを忘れてしまい,シュノーケリングから上がる度に吐きました.
合計で4回吐きました,魚の栄養となったことを信じます笑
 
 

夜ご飯

二日目に行った海鮮料理屋に再び行くことにしました.
2回目ということもあり,手厚い歓迎を受けました.
今回は,でかい魚を2匹選びました.
注文するときに辛めを抑えてと言い忘れていたので,スープが辛かったです.
食べれないほどではないですが,次の日のお尻にくるレベルの辛さです.
今回も魚の半分を焼いてもらいました,相変わらずの美味しさでした.
毎日来てもいいぐらいの美味しさです.
訪れた時間がサンセットを見ることができる時間でしたので,サンセットを見ながら食事を楽しむことができました.
また,白い馬に乗せてもらいました.初乗馬です.
馬に乗りながら波の音を聞き,そしてサンセットを見る.
最高すぎました!

 

 

5日目

プールでKindleを楽しむ

最終日です.
11時にホテルから出発というスケジュールだったので,それまでホテルにあるプールに入りました.
プールには水面に浮かぶでかいビーズクッションがあり,それに乗りながらKindleを読みました.
ぷかぷか浮かびながら,気持ちのよい太陽の下で読むハリーポッターは最高でした.
魔法が使えるようになりそうでした.
マグルの世界で魔法を使うことは許されていないので,危ない危ない.
 
 

空港でトランジット待ち

さて,最終日も行きと同じで6時間程度,飛行機を待たないといけませんでした.
この間に,お土産とご飯を食べました.
お土産はチョコレートを買いました.
友達はコーヒー豆を買ったのですが,値段を勘違いしてしまい1万円超えるコーヒー豆を買ってました笑
100kIDRを1000円と思って買ったらしいです.
1IDRが0.01円なので,100kIDR = 1,000,000IDR = 10,000円です.
気をつけないと勘違いしますね.
ちなみに,友達が買ったコーヒー豆は3種類入っているコピルアクです.
猫のうんこから作られる超高級なコーヒー豆ですね.

ご飯はそろそろ日本食を食べたいということもあり,空港にある丸亀製麺に行きました.
ローカライズされており,天ぷらも種類が日本と違っていて面白かったです.
かけうどんの味ですが,うどんに麺つゆをぶっかけたような味でした笑
しかも,麺も全然コシがなかったので,日本の丸亀製麺と大違いでした.
これはこれで面白かったです.
カレーうどんはほんのりあったかいぐらいでしたが,美味しかったです.

空港には,ゲームコーナースペースがありました.
PS5が置いてあり,FIFAができるようになっていました.
これが面白くて最高でした.
FIFAのおかげで6時間があっという間に過ぎました.
日本にも,ゲームコーナースペースを導入してほしいです!

帰りの飛行機はANAではなくGarudaでした.
Garudaはエアコンがガンガン効いてて寒いので,ロンTを2枚着て,ブランケットを羽織って臨みました.
行きの飛行機で寝れなかったので,帰りの飛行機も寝れるか心配していましたが,意外と寝ることができました.
アイマスクのおかげでもありますが,知らないうちに相当疲れてたことが要因だと思います.
ただ,次の日の睡眠時間が13時間もあったので,飛行機の睡眠の質が悪かったと思います.
機内食はこんな感じでした.
潰れたクロワッサンが急に配られたので,思わず笑っちゃいました.

 

 

おわりに

まずは,無事に何事もなく日本に帰れてよかったです.
インドネシアでも体調を崩さず,そしてお腹も壊さずに楽しく過ごすことができました.
トイレが汚いところが多いことと,バスタブがないこと以外は最高でした!
自然をたくさん感じることができた,インドネシア旅行でした.
日本にも,自然を感じることのできるスポットがたくさんあるはずなので,探してみます!
そして,自然を目当てとした旅行を計画したいと思います.
文化の違いがたくさんありましたが,それが刺激となったので,大変良い体験をすることができました.

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